花材を長持ちさせるには、出来るだけ新鮮な花材を用意し、毎日こまめに水を入れかえるのが第一ですが、さらに長持ちさせるには生ける前に出来るだけ不要な葉は落としておくことです。
さらに、下記のような方法があります。
<水切りの方法>
草花を切るときに、ボウルに水を入れてその中で切ると花材が長持ちする。
空気中で草花を切ると空気が根元を塞ぎ水が上がりにくくなり、いたみが早くなるが、水の中で2〜3回切ると草花がいっきに水を吸い上げるため長持ちするようになる。
<焼く方法>
草花の根元を3cmくらい真っ赤になるまで焼き、すぐ水につけしばらく置き、水が吸い上がったら炭になった部分を切って使う。
<熱湯の方法>
草花の根元を煮立った湯に15〜20秒くらいつけた後すぐ水につけ水が吸い上がったら3〜4cm切り落とす。
<深水(ふかみず)の方法>
水切りした後に湿った古新聞に包んで、たっぷりの水に首までつけて30分くらい置く。
<砕く方法>
枝物や茎の堅いものは根元を砕いてつぶし、面を広くして水につける。
<逆さ水の方法>
草花を逆さにして葉の裏面に水をかけてあげる。但し、この方法は葉や花びらの薄いものは避けた方が良い。
<薬品使用の方法>
草花にはバクテリアが繁殖し易いため、殺菌して長持ちさせる。一般にいろいろな切花用の花延命剤が市販されている。また、花材によっては、酢、アルコール、砂糖等を使用してもよい。例.あじさいにはミョウバンが効果あり。


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